山ノ上デ、春ヲ楽シム。

山ノ上デ、春ヲ楽シム。
2021 ゆったりと流れる時間とステキな作品

2021年4月8日(木)〜 4月25日(日)

藤原 愛

日々生活している中で感じている四季それぞれの季節の空気感夜植物などの自然物、情景を乾漆技法や蒔絵、螺鈿といった加飾技法を用いて、自分なりに咀嚼し、作品の形や模様にしています。鑑賞しても手にとっても楽しめるような、身近な空間に馴染むような作品作りを目指しています。

1992 石川県金沢市出身
2015 富山大学芸術文化学部 デザイン工芸コース 卒業
2017 富山大学芸術文化学研究科芸術文化学専攻修士課程 修了
2020 金沢卯辰山工芸工房 修了

展示・受賞歴
2018 2019
第 57 回 日本クラフト展 入選 第 59 回 石川の伝統工芸展 入選
第 36 回 日本伝統漆芸展 入選
アートフェア東京 2019 (金沢クラフトビジネス創造機構ブースより出品) 第 60 回 石川の伝統工芸展 入選
第 42 回 金沢漆器作品展 金沢市長賞受賞
第 10 回 雪のデザイン賞 入選

菅野有紀子

卯辰山工芸工房を修了し、コロナウイルスの流行と共に一人での制作が始まり一年が経ちました。
展示が中止になったり先の見通しが立てづらく落ち着かない日々が続き、今だに終息の気配が見えずにいます。
このような変化を日本だけでなく世界中の多くの人が、同じ体験を共有していることに衝撃を受けました。
これまで個人的な出来事をモチーフに制作する事が多かったのですが、多くの人と体験を共有することが出来る
特殊な状況の中で、今何を作ることが出来るかを考えながらこの一年間制作を続けてきました。
作品は現在を記録する事が出来るものであり、その時々の時代背景や見る人の心の有り様で、見え方や感じ方が
変わっていくということを強く実感した一年でもありました。

1983 兵庫県生まれ
2012 能登島ガラス工房吹きガラス一年講座修了
2012 Glass Studio Toos勤務
2014 三田クラフトハウス勤務
2020 金沢卯辰山工芸工房修了
現在 兵庫県にて制作

受賞歴
2019 第4回 金沢・世界工芸トリエンナーレ / 大賞 (金沢、21世紀美術館)
2020 金沢卯辰山工芸工房賞

河野太郎

鋳金技法を用いて「森」をつくっています。
手から生まれるかたちと自然の造形、金属の光沢や錆の色彩、
それらに祈りを込めるように制作しています。

経歴
1991年 三重県にて生まれる
2014年 金沢美術工芸大学工芸科 卒業
2016年 金沢美術工芸大学 大学院美術工芸研究科修士課程 修了
現在 金沢美術工芸大学工芸科 金工・鋳金 実習助手
賞歴
2014第二回 次世代工芸展 審査員・大藪泰賞 受賞 (京都市産業技術研究所 研究室長)
2015第8回佐野ルネッサンス鋳金展 審査員・下野新聞社社長賞
2017第3回金沢・世界工芸トリエンナーレ 入選
2017第9回佐野ルネッサンス鋳金展 とちぎテレビ社長賞
2017第4回藝文京展 入選


朴木友美

私は九谷焼の技法を用いて作品を制作しています。
未だ見ぬ楽園の世界を煌びやかに表現できれば幸いです。

1989 石川県生まれ
2012 都留文科大学文学部国文学科 卒業
2015 石川県立九谷焼技術研修所 本科 修了
平成27年度パーマネントコレクション 選定
第30回石川の現代工芸展NHK金沢放送局長賞 受賞
2016 石川県立九谷焼技術研修所 研究科 修了
平成28年度パーマネントコレクション 選定
2016~2018 陶芸工房 従事
石川県立九谷焼技術研修所 実習科造形専攻 修了
2019 金沢卯辰山工芸工房 入所

村上 有輝

心に「沁みる」ことと、染色の「染みる」という現象は、
互いに結び付き、反映していると考えています。
江戸時代から続く友禅技法を、より現代的な表現として形にしたいと思い
制作しています。

1989大阪府生まれ
2012金沢美術工芸大学 美術工芸学部 美術科 油画専攻 卒業
2014 金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科 絵画専攻 油画コース 修了
2014-2020有)由水十久工房 入社
2020金沢卯辰山工芸工房 入所

武藤公夫

作品づくりの思い
日々頭に浮かんだイメージをどんどんアイデアスケッチします。
そしていよいよ陶土で形にしていきます。ちょっとした土の表情を大切にして
作品づくりをします。
作品が暮らしの風景の一部になっていることを想像しながら、作陶している時が
一番楽しいひとときです

1949 神奈川県川崎市生まれ
1992 瀬戸市(愛知県)多治見市にてやきもの修行
2011 川崎市に陶房移設
現在に至る

山添 恵茉

学生時代から七宝の研究を続けている。
その時の気持ちや感情を、七宝によって感覚的に色づけ。
コンセプトをもった器とジュエリーを制作。
現在は、銅線を編んだものに七宝を焼き付ける方法を研究中。
私の作品は、人の感情や気持ちの動き、自分ではどうしようもないこと、コンプレックス、生きやすくなるための提案です。

1991 神戸生まれ
2013 神戸芸術工科大学?メタル&ジュエリーコース卒業
2019 第53回日本七宝作家協会展?佳作?受賞
伊丹国際クラフト展「ジュエリー」入選
2020 神戸芸術工科大学研究生 修了
金沢卯辰山工芸工房入所

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